2019-03-31 落語雑感!「花筏」 落語「花筏」は、病気の関取の代わりに提灯屋が銚子に行き騒動がおきるという噺ですが、関取の四股名が花筏。綺麗な響きですが、花筏とは、散った桜の花びらが水面に浮き、それらが連なって流れていく様子のことです。その花びらの動く様子を筏(いかだ)に見立てた言葉といわれます。 豊臣秀吉所縁の京都高台寺には、「花筏蒔絵階段」というものがあります。