shoushouteiのブログ

落語を語ってます!

2019-03-20から1日間の記事一覧

落語雑感!五貫裁き

落語雑感! 今日は、五貫裁きの嘘について、噺の中では、潰れた事になっていた徳力屋さん。実は、明治期に貴金属で店が大きくなり、今でもJRの上野の少し先にビルを構えています。 青砥藤綱は、鎌倉時代の名奉行で現在の青砥という地名は、屋敷があったとい…

落語雑感!珍品ふたなり

珍品落語ふたなり 落語雑感! 微妙な題名です。その中で「おかんこばばあ」というのがで出てきます。元巫女で金貸し。100文貸すとカラスが鳴いて明日になると101文になるので烏金。10日たつと1割の利子になるので、トイチとも言うそうです。盲人には、高利の…

落語雑感!トイレ

落語雑感!豊竹屋 雪隠(トイレ)の語源 雪竇禅師(セツチヨウゼンジ)が浙江の雪竇山霊隠寺でトイレの掃除を司った故事からせっちんと言うそうですが、「開帳の雪隠」なの落語では、厠、御不浄、お下屋敷、雪隠、便所色々で御座います。勘定板もあります。臭い噺で…

落語雑感!酒の落語

落語雑感!酒の落語 禁酒番屋、夢の酒、親子酒、--つきませんが、江戸時代の酒は、どんなだったか?酒米は10%ぐらいの磨き率で糖分が多いので甘かった。アルコール度数17を水で割って5ぐらいビールぐらいで飲んでたそうです。酒税が量だったので、売る直前で…

落語雑感!煤竹羅紗

落語雑感!柳田格之進の煤竹羅紗の長合羽 煤竹色(最近流行りのボケた灰色)羅紗はセルビアのサラが産地の毛織物、習字の下敷、ビリヤードの台や麻雀台に張ってあるようなもの。南蛮渡来で江戸時代は、高かったでしょう。立派な侍を印象づける効果あり。

落語雑感!符丁

落語雑感!1からの符丁 平、びき、山子、佐々木、片甲、真田、田沼、八幡、きわ 真田の六文銭や、田沼の七曜星など、紋所、家紋からとった符丁のようです。 十は、つばなれ。こしょうは、トラブル 面白いですぬ。

落語雑感!ぞろっぺー

落語雑感! 圓生師の落語には、良く「ぞろっぺー」という江戸弁がでてくる。だらしがない、いい加減。という意味だそうですが、宵越しの銭を持たない、江戸っ子気質が眼に浮かぶようです。現代では、中々そうはいきませんが、

落語雑感!甚助じみる

落語雑感!甚助じみる 廓噺に良く出てくるが、浮世草子に出てくる「腎張り」という好色なという形容詞を擬人化した情欲が強い人、ということで「甚助」というそうです。落語は人生勉強になります。だから好きです!