shoushouteiのブログ

落語を語ってます!

落語雑感!タラもどき

酒の噺のマクラでは、「酒飲みは、奴豆腐にさも似たり、初め四角で、後はグズグズ」や

「酒は、愁いを払う玉箒」といいますが、玉箒(たまはばき)とは、正月の初子(はつね)の日の、玉を飾った儀礼用のほうき。また、初子の日に蚕室を掃除する🧹ところから、箒の美称だそうです。

落語「棒だら」では、泥酔した職人が、隣座敷の田舎侍と喧嘩する噺ですが、そこに出てくる食べ物が面白い。「赤ベロベロの醤油漬け」が鮪の刺身。「イボイボ坊主の酸っぱ漬け」が蛸の三杯酢。最後に出てくるのが、「タラもどき」に胡椒をかける。

さて、もどきにも色々ありますが、有名なのが、がんもどき、名前の由来については色々ありますが、、最も知られているのは雁の肉に味を似せたとされることから「がんもどき」だという説があります。また、「丸(がん)」に似せて作ったという説もあります。

さて、タラもどきは、どんな料理かは、不明でじつは、そんなの無いんじゃないかという説もあり。