shoushouteiのブログ

落語を語ってます!

落語雑感!たち切れ線香

たち切れ線香という噺は、なんか切なくて好きな噺です。先代の文枝師匠や米朝師匠がやられますが、東京では、さん喬師匠のが、品があっていい。芸者さんの花代を線香で測るということは、芸者遊びに縁のないサラリーマンには、ロマンを感じます。

  線香は、どのくらい時間がかかるのか、祇園では、小さい線香なので、5分ぐらい12本で1時間、先斗町は、太いので、4本で1時間だそうです。今の相場は、1人の花代が2時間で3万5千円程度+席料+食事1万5千円程度、締めて5万5千円から、6万円程度。これが安いか、高いかは、人によって?

因みに、幼女の人を「半玉」というのは、玉代が半分という意味だそうです。いずれにしても、我々には、夢の世界か?