shoushouteiのブログ

落語を語ってます!

特別篇「上方名残!」坐摩神社

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 いつもは、東京の街の江戸名残を載せていますが、大阪出張の空き時間を使って、特別篇「上方名残」をお届けします。場所は、大阪市内の本町(ほんまち)地元の人は、(ざまさん)と呼ぶ、坐摩神社(いかすりじんじゃ、ざまじんじゃ)は、大阪市中央区久太郎町4丁目渡辺にある神社。

摂津国一宮。旧社格官幣中社で、現在は神社本庁別表神社という由緒正しい神社です。6時30分にギリギリでしたが、警備員のおじさんが、どうぞと言ってくれたので、参拝と上方落語、寄席発祥の地を訪れる事が叶いました。

本当は、もう少し早く行けたんですが、近くにある「上等カレー」というTOKIOが行ったので有名な店に寄って行ったので、ギリギリになりました。

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初代の桂文治師が、ここで初めて室内の寄席で落語をやったそうです。それまでは、上方の落語は、大道芸だったんだそうで、寛政年間で、文化10年の興行を示す古文書の写しが顕彰碑にありました。文治師匠の当代は、東京の元気な声の大きな師匠ですが、東西に掛かっている名跡というのもまた良いものだと感じました。